桜ケ池は、標高四十メートルの小高い山の上で東西北の三方を原生林に囲まれ、深い緑色の水をたたえている神秘的な池です。二万年前、丘陵の谷を砂がせき止め、そこに涌いた水が池となったといわれ、昭和29年(1954年)に県指定名勝となっています。
静寂の中にたたずむ池には龍神が住むと言われ、姿を龍に変えた高僧『皇円阿闍梨(こうえんあじゃり)』が、五十六億七千万年後に出現する弥勒菩薩を待っているといわれています。敏達(びたつ)天皇13年(584年)の創建とされ、当時より池そのものを拝んでいたものとされています。
桜ヶ池と言う名前の通り、時期によっては満開の桜を観賞することができます。
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ふじのくに
文化資源データベース
- 湖・池・沼
- 御前崎市
桜ケ池
所在地 | 静岡県御前崎市佐倉5162 |
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問い合わせ先 | 桜ケ池池宮神社 0537-86-2309 |
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