夏目甕麿(なつめ みかまろ)は、白須賀(しらすか)で酒造業を営む名主の家に生まれた江戸時代後期の国学者です。内山真龍(うちやま またつ)に学び、後に本居宣長(もとおり のりなが)の門下に入り、国学の普及に努めました。著書には『古野の若菜』のほか歌集数編があります。
加納諸平(かのう もろひら)は甕麿の長男。和歌山の藩医『加納家』の養子となり、『鰒玉集(ふくぎょくしゅう)』をはじめとする数多くの著作を残しています。晩年には紀州国学所の総裁となっています。
石碑の大きさは1メートル程と大きくはありませんが、郷土の偉人たちの足跡をたどることのできる貴重な場所であり、地元住民の先人を思う気持ちが感じられます。
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ふじのくに
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夏目甕麿邸跡・加納諸平生誕地の石碑
所在地 | 静岡県湖西市白須賀 |
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問い合わせ先 | 湖西市役所スポーツ・文化課 053-576-1140 |
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