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ふじのくに
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八王子神社

承平2年(933年)の建立と伝えられている八王子神社。その名の由来は、祭神である『天之忍穂耳命(あまのおしほみみのみこと)、天津日子根命(あまつひこねのみこと)、 天之菩毘能命(あまのほいのみこと)、活津日子根命(いくつひこねのみこと)、熊野久須毘命(くまのくすびのみこと)、市木島姫命(いちきしまひめのみこと)、多紀理姫命(たきりびめのみこと)、田寸津姫命(たきつひめのみこと)』の八柱を神様として祀っていることからといわれています。
八王子神社は、疫病よけの信仰があることでも有名だったため、参詣の折に境内に生えている笹をとって自宅に持ち帰り、門口に吊るす光景が見られたといいます。
毎年1月に行われている神社の祭典『八王子神社米とぎまつり』(磐田市指定無形民俗文化財)では、一年の疫病よけに笹とりをして翌年の祭典の際に返すという風習があります。

所在地 静岡県磐田市下太
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