蜆塚(しじみづか)遺跡は、縄文時代後期から晩期(約4,000から3,000年前)の集落の跡で、国指定史跡となっています。数度の発掘調査により、20数戸の住居跡や墓地などの存在が確認され、人骨も出土しています。また、先人たちが貝や動物の骨などを捨てて積み上がったゴミ捨て場『貝塚(かいづか)』は四ヶ所で見つかりました。
貝塚のひとつは『貝層断面観察施設』として発掘調査当時のままに保存公開されており、ガラス越しに貝殻の堆積やその間にはさまれている動物の骨などを観察することができます。
そのほか出土品の多くは遺跡の南側に隣接する『浜松市博物館』に展示されており、あわせて見学するとより楽しく浜松の歴史を学ぶことができます。
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蜆塚遺跡
所在地 | 静岡県浜松市中区蜆塚四丁目 |
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問い合わせ先 | 浜松市博物館 053-456-2208 |
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