堀川城は、永禄3年(1560年)に今川義元が桶狭間の戦いで戦死した後、気賀の人々が徳川家康の遠州侵攻に備えて、姫街道に近い都田川河口の湿地に築いたと伝えられる城で、『伝(でん)堀川城跡』として浜松市指定史跡となっています。
永禄12年(1569年)に家康が攻め込んできた際には、男女問わず戦える者およそ二千人が城に立てこもり抵抗しましたが、みるまに落城し、多くの犠牲者を出したと伝えられています。
そして残った人々も徹底的に捕らわれた後に首を打たれ、あわせて当時の住民の半数以上が犠牲になったといわれています。
なお、この場所から600メートルほど北の場所には、首をさらした場所と伝えられる『獄門畷(ごくもんなわて)』があります。
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ふじのくに
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堀川城跡
所在地 | 静岡県浜松市北区細江町気賀 |
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問い合わせ先 | 浜松市役所 文化財課 053-457-2466 |
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