実施団体の概要
浜名湖のさらに先、静岡県の最西端に位置する湖西市白須賀地区。
かつて東海道五十三次32番目の宿場「白須賀宿」が置かれ、交通・輸送の要衝として人・物・情報が盛んに往来した場所。江戸や上方、他方の文化が融合する場であり、旅籠や茶屋が軒を連ねる交流拠点でもありました。
白須賀を行き交う人々を見つめてきた旧旅籠の「吾妻屋(白東館)」。SMSは、この吾妻屋を拠点に、再びこの地に文化が花開くことを願い、2022年に生まれた団体です。(湖西市)
浜名湖のその先へ ~Re-blooming~
「吾妻屋(白東館)」を舞台に展開するアートプロジェクト。
昨年度の「Re-frowering」に続き、2回目となる今回は、白須賀の歴史、四季折々の自然や暮らしなどを調査し、アートの視点で地域内外に白須賀のアイデンティティを表出できるような機会となることを目指します。
特に、江戸時代の津波を機に海辺から高台へ宿場移転をした史実から、地域に伝わる防災の知恵や海との関わりに注目しています。
参加アーティストと住民が交流を重ね、白須賀を愛する人々にとって、地域にとって、よりよい未来を目指す意識の誘発を目指す企画とします。
2022年度の取組内容
メインイベント 浜名湖のその先へ Re-blooming | 2023年11月23日(木・祝) ~ 26日(日) 作品展示やワークショップ、ビオトープの自然観察ツアーなどを行います 会場:白東館(旧吾妻屋)ほか 湖西市白須賀1497-1 |