11月1日に開催される「ワークショップの丘」で発表するため、アーティストの中島崇さんが200mのロール紙を使った巨大インスタレーション作品を、旧ヴァンジ彫刻庭園美術館内で制作します。
現在、その制作に参加するボランティアを募集しています。
<中島さんの過去作品>



<活動概要>
実施日程 | 10月23日(木)、24日(金)、27日(月)、28日(火)、29日(水)、30日(木) 各日10:00~17:00 ※ご都合に合わせて参加日程を選んでいただけます |
内容 | 紙の貼り合わせ、シワ加工(23日、24日) 天井からの吊り下げ補助(27日~30日)※上に昇って作業することはありません |
条件 | 中学生以上 |
持ち物 | 滑り止め付き手袋、脱ぎ履きしやすい靴 |
参加申し込み | 長泉町産業振興課にぎわい企画チーム リンク先のフォームに必要事項を記入の上お申し込みください。 https://logoform.jp/form/uQQL/1229111 |
<作品概要>
作品タイトル:「Pulp it!」(案)
閉館したヴァンジ彫刻庭園美術館の展示棟地下に降りると、階段左手の壁の向こう側に大きな三角形の展示空間が広がっています。その角にジュリアーノ・ヴァンジ氏の作品「説教壇」がポツンと残され、この巨大な空間と相まって人の小ささを感じさせます。今回のインスタレーション作品は、この「説教壇」(Pulpit)と展示空間から着想したものになります。
紙の元となったパルプが木だった頃に空へ大きく枝を伸ばしていたように、「pulp it!」も大きく広がり、中空を漂います。
協力:特種東海製紙(株)


<作家プロフィール>
中島崇(現代美術家)
私の芸術表現とは、個人と公共が交わる場所をつくることです。つまり、個人的思考を公共に向けて提案する行為だと考えています。作品は主に梱包素材を素材としたインスタレーションで、建築物や空間にある 人.物.事.場.の関係を光.大気.時間を通して可視化して新たな関係を促すと同時に、梱包により生じる保護と束縛という二律背反を問う作品を屋内外、国内外問わず制作発表しています。
1972年 東京都生まれ
1994年 桑沢デザイン研究所 写真研究科卒業
2001年 ベルリン在住 | ドイツ
2014, 2016年 摘水軒記念文化振興財団助成
現在、東京在住
国宝や重要文化財、天然記念物などの文化財、重要伝統的建造物群保存地区などでも展示を行なっている。
・個展
2023年 scope YU HARADA/
2022年 KOCA OAA#3曲直
2021年 さいたま市プラザノースDomain of Art 26
2020年 OTAアートプロジェクト<マチニエヲカク>/ JR宇和島運転区扇形車庫再生準備事業/ JR EAST meets ART@高輪ゲートウェイFest/ 交流の形 SHIBAURA HOUSE など
・グループ展(selected)
2024年ソノアイダ自由が丘
2021,22,23年 松本建築芸術祭
2021,22,23年 大田区OPENアトリエ 主催
2021,22年 ATAMI ART GRANT
2020,24年 富士の山ビエンナーレ
2019年 鉄工島フェスIRON ISLAND FES など
本事業は、アーツカウンシルしずおかが静岡県から委託を受けコーディネートしている「東部伊豆地域文化ネットワーク形成準備業務」の一環で、民間事業者や行政と連携して行っています。
<インスタレーション制作推進体制>
アーティスト:中島崇
アートマネジメント:NPO法人レザミ・デ・ザール
協力:特種東海製紙(株)、長泉町、ながいずみ観光交流協会
コーディネート:アーツカウンシルしずおか(財団法人静岡県文化財団)