今年度アーツカウンシルしずおかでは、アーティスト等のクリエイティブ人材による空き家活用に取り組むため、浜松市、森町、沼津市、東伊豆町で活動する４つの団体と共に「クリエイティブ人材空き家等活用モデルプログラム『fresh air』」を実施しています。

東伊豆町では、稲取地区でリノベーションした5軒のまちづくり拠点や宿泊施設を運⽤する合同会社so-anと、ギャラリーeitoeiko（エイトエイコ）ディレクターの癸生川栄（きぶかわ えい）さんがタッグを組み、新たな空き家活用の方法をさぐるべく、アートプロジェクトの試行を行います。

そしてこの度、明治時代、稲取に近代医療をもたらした西山五郎（1864‐1940）の子孫が暮らしていたという一軒家「旧西山邸」を拠点に、稲取のまちを歩いてアートに出会える「イナトリ・アート・フェス」を開催します！

ぜひこの機会に足を運んでみてください。

イナトリ・アート・フェス

イナトリ・アート・フェスとは

＞　どんなことをするの？

明治時代、稲取に近代医療をもたらした西山五郎(1864-1940)。空き家となっていた子孫の邸宅の一般公開にあわせ、他の会場を巡りながら稲取の魅力をさぐる展覧会です。

・旧西山邸では、その室内公開とともに、現地で稲取中学校、稲取高校の吹奏楽部が演奏した映像作品を公開。ほかにも様々な作品が展示がされます。

・ダイロクキッチンでは、昨年11月に開催した「写そう！イナトリのイイところ」ワークショップの成果展を開催。どんな展示になっているかは、お楽しみ。

・すみんこカフェでは、「東伊豆郷土がるた」を展示。その並べ方には秘密があります。

＞　参加アーティストは？

稲取に住む様々な方が展示の「もと」を作っています。大洲大作さん、木下正道さん、小山達也さんが手伝い、癸生川栄（eitoeiko）さんがディレクションして「もと」が展示作品となっています。