文化やアートをめぐるさまざまなこと。
アーツカウンシルしずおかの目線で切り取って、お届けします。
いっぷく

vol.98
【ピア・ビジット】妄想銭湯撮影会訪問レポート(合同会社Brass Entertainment Company)
(アーツカウンシルしずおか)
アーツカウンシルしずおかでは、「文化芸術による地域振興プログラム」採択団体を対象に、団体同士が互いの活動を訪問し、学び合うためのサポート制度「ピア・ビジット」を立ち上げました。
「ピア(Peer)」とは、仲間や同じ立場の人を意味します。助成事業では、それぞれの団体が異なる地域や分野で活動しているため、他団体の現場を訪れ、運営の工夫や地域との関わり方、活動の進め方などを実際に見て対話することは、新たな気づきや学びにつながります。
このコラムでは、参加団体が訪問を通じて感じたことや学んだことをレポートとして掲載します。それぞれの視点から綴られた記録が、活動に取り組む皆さんにとって新たなヒントとなれば幸いです。
今回のピア・ビジット
参加団体
合同会社Brass Entertainment Company
訪問先
吉田温泉実行委員会
9月12日(土)開催「妄想銭湯撮影会」
TITLE
「妄想銭湯撮影会」訪問レポート
(合同会社Brass Entertainment Company 長濱裕作)
「妄想銭湯撮影会」を、9月12日に静岡県沼津市の旧吉田温泉にて実施いたしました。
本企画は、アーツカウンシルのキックオフ会が契機となって生まれたものです。
掛川から失われた銭湯を復活させたいという私たちの「妄想銭湯」プロジェクトと、銭湯の建物を活かそうとする吉田温泉実行委員会の取り組みが重なり、同委員会のご厚意により実現に至りました。
当日は10名が参加し、「まちに銭湯があったら生まれるであろう風景」をテーマに、実際の銭湯空間を舞台として7カットを撮影しました。
これまで構想の中にとどまっていた風景を、具体的な像として立ち上げられたことが最大の成果です。
撮影した作品は、10月にポートカケガワ(掛川市連雀)にて展示を行い、銭湯をめぐる機運の醸成につなげてまいります。
また当日は、吉田温泉実行委員会の皆様と直接お話しする機会をいただきました。
銭湯ならではの建物の造りや、普段取り組まれている活動について伺い、多くを学ばせていただきました。
銭湯という建築と、それを支える人々の営みの双方に触れられたことは、今後の構想を進めるうえで大きな手がかりとなりました。
このような貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。
