戦国時代の沼津周辺は、小田原北条氏と甲州武田氏の勢力争いの場となっており、とくに天正8年(1580)の『千本浜の合戦』は激戦で、多くの死者が出たということです。
明治期にこの付近からおびただしい人骨が発見され、それが『千本浜の合戦』の犠牲者と考えられ、首塚が立てられました。
頭蓋骨の数や刀傷の深さから戦いの激しさがうかがわれ、とくに十代後半の若者の骨の多いことが注目されています。
地元市道町の人々がその霊を厚く弔い、線香や香花は絶えることがないそうです。
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千本浜の首塚(千本公園内)
所在地 | 静岡県沼津市本字千本1910-185 |
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問い合わせ先 | 沼津市産業振興部観光戦略課 TEL055-934-4747 |
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