気賀のまちに関所が設けらた後、関所を通行するためには地元住民であっても通行手形が必要になり行き来が大変不便になったといわれます。そこで領主が裏道をつくり、道の途中にはむしろを一枚たらして下をくぐらせたといいます。犬ならばくぐることができますが、人は立ったまま通行できない。そのため、住民はむしろの下をくぐって通っていましたが、犬の通る道として黙認されていたそうです。
なお、この道は、正明寺(しょうみょうじ)付近から気賀の町並みの北側山すそを通り、東の清水の北はずれまで通じていたようです。
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ふじのくに
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犬くぐり道
所在地 | 静岡県浜松市北区細江町気賀 |
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