『西山本門寺(にしやまほんもんじ)』は、朝廷より『下馬札(げばふだ)』(社寺の境内で、敬意を表すために、ウマから下りること)を許された由緒ある寺院です。
参道入口に、その名の通り黒い門があります。あまり見かけない黒色の門は、古刹にふさわしい美しい姿です。
『西山本門寺(にしやまほんもんじ)』は、『富士五山(ふじござん)』(駿河国にて建立された日興門流の5つの有力本山の総称)のひとつに数えられ、康永3年(1344年)に日代上人(にちだいしょうにん)が開創した由緒ある寺院。
『下馬札』のある黒門を入り、両脇に樹齢450年の杉並木がそびえる135段の石段をのぼると本堂が見えます。
市指定文化財の梵鐘や、『紺紙金字法華経(こんしきんじほけきょう)』『日蓮筆法華證明鈔(にちれんひつほっけしょうみょうしょう).』など4つの国指定重要文化財を含む貴重な文化財が数多く残っています。
境内背後には織田信長の首塚と伝わる塚があり、県天然記念物で推定樹齢500年のヒイラギが植えられています。
11月にはそれに由来する『信長公黄葉まつり』が盛大に開催されます。
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ふじのくに
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西山本門寺・黒門
所在地 | 静岡県富士宮市西山671 |
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問い合わせ先 | 富士宮市教育委員会文化財課 TEL 0544-22-1187 |
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