CULTURAL RESOURCE DATABASE

ふじのくに
文化資源データベース

双体道祖神

伊豆地方では珍しい双体の道祖神で、町指定有形民俗文化財となっています。
立像・浮き彫りの高さ60センチ、幅46センチ、奥行50センチ。
享保2年(1717年)酉十月の紀年銘及び田代村と刻されています。
2人がよりそうように彫られ、素朴で優しい雰囲気を持つ像です。
函南町にはこの他に3基(桑原、丹那、軽井沢)の双体道祖神がありますが、本像の彫が最も鮮明で、紀年銘も唯一のものだそうです。
道祖神は疫病等の侵入を防ぐため、村の入り口に置かれたもので、伊豆地方では単体で丸彫りの『伊豆型』と呼ばれるものが一般的です。

所在地 田方郡函南町田代441-1
問い合わせ先 函南町役場 函南町教育委員会 生涯学習課 TEL055-979-1733
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