浜名湖の北側を通る67.7キロメートルの天竜浜名湖鉄道は、国鉄二俣線として昭和10年(1935年)から昭和15年(1940年)にかけて敷設され、2011年現在、全線にわたって36施設が国の登録有形文化財となっています。
その中のひとつ、天竜二俣駅上り上屋(うわや)は、木造平屋建、切妻造(きりづまづくり)、波形鉄板葺の建物です。柱や桁に使用されているレールは、古レールを転用したもので、最も古いものは、1911年にアメリカのカーネギー製鋼会社で作られたものです。他には、1929年8月に日本の八幡製鉄所で作られた八幡製鉄所のマークを有する古レールもあり、全線開通当時のさまざまな材料や技術、工夫などを見ることができる貴重な建物となっています。(公式ガイドブック参照)
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天竜二俣駅上り上屋・プラットホーム
所在地 | 静岡県浜松市天竜区二俣町阿蔵114-2 |
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URL | http://www.tenhama.co.jp/ |
問い合わせ先 | 天竜浜名湖鉄道株式会社 053-925-6125 |
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