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ふじのくに
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夏目次郎左衛門吉信の碑

夏目次郎左衛門吉信(なつめじろうざえもんよしのぶ)の石碑は高さ約4メートルで、犀ヶ崖(さいががけ)古戦場とされる地域の一角にあります。
永禄6年(1563年)の三河一向一揆の際、六栗(むつぐり:現在の愛知県額田郡幸田町六栗)城主だった吉信は一揆勢に加担したといわれ、その罪で処刑されるところを、徳川家康の寛大な処置によって助けられたといいます。この恩を感じた吉信は、三方原の合戦の際、主君家康の身代わりとなって武田勢の前に立ちはだかり、討死したと伝えられています。
碑は旌忠碑(せいちゅうひ)となっており、先人の忠義がたたえられています。

所在地 静岡県浜松市中区布橋二丁目
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