現在、ぶどう販売の中心となっている『巨峰ピオーネ』は静岡県で生まれた品種であり、巨峰は大井上康という偉大な理学者が発明しました。
この建物は、大正8年に大井上康がブドウの研究のために設立した『理農学研究所』の建物で、平成8年からは国の登録文化財となっています。
木造平屋建ての洋風建築で、自ら設計し、東京から大工を連れてきて建築したそうです。
『鉄板瓦棒葺(てっぱんかわらぼうふき)』、外装を主として『下見板張(したみいたばり)』とし、正面に玄関ポーチと上げ下げ窓を配した瀟洒(しょうしゃ)な洋風建築です。
苦悩の研究の末、昭和19年に新品種の交配に成功し、研究所から見える富士山にちなんで、ブドウは『巨峰』と命名されました。
現在は、さまざまな学術資料が展示・保管されています。
CULTURAL RESOURCE DATABASE
ふじのくに
文化資源データベース
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大井上康学術文献資料館
所在地 | 静岡県伊豆市上白岩2000 |
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問い合わせ先 | 大井上記念館 TEL055-883-0505 |
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