医王寺に伝わる「薬師如来略縁起」によると、元禄5(1692)年薬師如来を安置するために再建されたとされます。
この建物は桁行き3間、梁間3間、正面1間、流れ向拝付の宝形(ほうぎょう)造り瓦製宝珠露盤(ほうしゅろばん)付桟瓦葺きで、堂内は前後に格子戸で分け、内陣外陣とし、外回り戸構えは引き違い舞良戸(まいどあ)、腰高障子となっています。内陣には格天井に花卉が描かれ、外陣(げじん)には、永村茜山(ながむらせんざん)筆の雲龍図と天女図が4面、花卉図50面が描かれています。
静岡県指定文化財に指定されました。
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医王寺薬師堂
所在地 | 静岡県島田市金谷古横町159-1 |
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問い合わせ先 | 0547-36-7967(島田市博物館文化財係) |
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