船明（ふなぎら）ダムは昭和47年（1972年）に建設がスタートし、昭和52年（1977年）に完成した重力式コンクリートダムです。天竜川河口から約30キロメートルの地点にあり、天竜川水系のダムの中では最も下流に位置しています。また、高さは24.5メートルで、天竜川本流のダムの中では最も低くなっています。
当初は発電を目的に建設されましたが、遠州地域の水需要の増加は上水道・工業用水・灌漑（かんがい）の全域に及び、磐田用水・浜名用水の水源として利用されることになりました。そして、ダムの目的に上水道・工業用水・灌漑が追加され、秋葉ダムと同じく多目的ダムとして浜松市・磐田市など遠州地域の水がめとなりました。
なお、ダム湖畔には桜並木があり、桜の名所として知られています。
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船明ダム
| 所在地 | 静岡県浜松市天竜区船明 |
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