神明山古墳群は独立した小丘陵上にある5つの古墳からなり、1号墳と4号墳が現存しています。
1号墳は全長約701メートルの古墳時代前期の前方後円墳で、発掘によって、奈良県の箸墓古墳の四分の一の設計で造られていたことがわかりました。
4号墳は約11メートルの古墳時代後期の円墳で、全長10.5メートル、最大巾1.9メートルの横穴式石室が保存されています。
川原石を積んで造った横穴式石室からは、青銅製の馬鈴などの馬具、鉄製の兜や鎧(甲冑)、勾玉、丸玉などのアクセサリー、さまざまな器類(須恵器)が見つかりました。古代の庵原地域を治めていた有力豪族によって築かれたことが想像できます。4号墳は市の史跡に指定されています。
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ふじのくに
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- 古墳
- 静岡市
神明山古墳
所在地 | 静岡県静岡市清水区 |
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問い合わせ先 | 054-221-1066(静岡市文化財課) |
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