この地は古くから『法永長者屋敷跡』と言い伝えられてきました。『法永長者』とは『今川記』に出てくる『駿州山西の法永』のことで、今川義忠が塩買坂で急死(1476)し、今川氏の相続争いが生じた時に、伊勢新九郎盛時(北条早雲)を介し、義忠の正室、北川殿と義忠の子、竜王丸(今川氏親)を匿(かくま)い、幼少の竜王丸を保護した人物です。
法永長者が竜王丸母子を保護したのは法永長者が帰依する林叟院住職賢仲繁哲の要請によるものと推測されます。賢仲は竜王丸の母方、伊勢氏と関わりがあると思われます。
CULTURAL RESOURCE DATABASE
ふじのくに
文化資源データベース
- 城・城址
- 焼津市
小川城跡
所在地 | 焼津市西小川五丁目12-15地先 |
---|---|
問い合わせ先 | 焼津市歴史民俗資料館 TEL 054-629-6847 |
著作権について
本サイトの著作権は、(公財)静岡県文化財団(アーツカウンシルしずおか)が有しますが、掲載されている画像、文章等の著作権は、制作者である登録者・登録団体に帰属します。文章や画像等の無断転載及び複製等の行為は著作権侵害にあたりますので十分ご注意ください。
免責事項について
「ふじのくに文化資源データベース」に掲載されている情報において、アーツカウンシルしずおかは利用者がこのデータベースの情報を用いて行う一切の行為について、何ら責任を負うものではありません。
また、当データベースは、予告なしに内容を変更又は削除することがあります。あらかじめご了承ください。