石津の海岸では、昔から台風が近くを通ると大波が押し寄せたり潮風が吹いたりして、農作物が大きな被害を受けていました。そこで、江戸時代の天保年間、村人たちは田中藩主本田豊前守正寛に、堤防を作りその上に植林をしたいと陳情しました。歴史を刻むこの松並木は、当時の人々が、厳しい自然の中で幾多の苦難と戦いながら守り育ててきた、貴重な遺産です。
市では、この松並木を保護保存し『市の木』の認識を深めると共に、憩いの小径として利用していただくために整備しました。先人の遺した立派な松並木をみんなで守りましょう。
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ふじのくに
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松の小径
所在地 | 静岡県焼津市田尻北1504-2地先 |
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問い合わせ先 | 焼津市歴史民俗資料館 TEL:054-629-6847 |
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