掛塚(現磐田市)は天竜川河口の町で、江戸時代中期には遠州一の港となり、木材や御用米の回漕で明治時代まで栄えました。掛塚の廻船問屋は、天竜川上流の木材を江戸や各地に運搬し、帰り船には生活諸物資や伊豆石が積み込まれました。そのため、町内には伊豆石の建物や塀が多く見られ、また元廻船問屋など港町掛塚の町並みが残ります。つるや酒店は2階を低く造った「つし二階」の町家建築で、元造り酒屋でした。
なお、つるや酒店は、『谷家住宅主屋』として国の登録有形文化財になっています。
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ふじのくに
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つるや酒店
所在地 | 静岡県磐田市掛塚1178 |
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問い合わせ先 | 県文化政策課 054-221-3340 |
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