昔、京都の南禅寺に夢窓疎石(後に国師)という僧がいました。京都島原の野守太夫が仏に仕える夢窓に恋をしてしまいます。困り果てた夢窓は他国で仏の道を歩むため旅立ち、数年後、大井川のほとりに寺を建てました。その間、野守太夫も夢窓を探し続け、遂にこの地に辿り着きます。しかし思いはかなわず、せめて魂だけでもお側にと池に身を投げたのでした。夢窓が野守の供養のためにお堂の脇に立てた塚を野守塚、この池を野守の池と呼びます。
CULTURAL RESOURCE DATABASE
ふじのくに
文化資源データベース
- 民話
- 島田市
野守の池(夢窓国師のお堂)
所在地 | 静岡県島田市川根町家山1126 |
---|---|
問い合わせ先 | 県文化政策課 054-221-3340 |
著作権について
本サイトの著作権は、(公財)静岡県文化財団(アーツカウンシルしずおか)が有しますが、掲載されている画像、文章等の著作権は、制作者である登録者・登録団体に帰属します。文章や画像等の無断転載及び複製等の行為は著作権侵害にあたりますので十分ご注意ください。
免責事項について
「ふじのくに文化資源データベース」に掲載されている情報において、アーツカウンシルしずおかは利用者がこのデータベースの情報を用いて行う一切の行為について、何ら責任を負うものではありません。
また、当データベースは、予告なしに内容を変更又は削除することがあります。あらかじめご了承ください。