昔、静岡の山奥井川にてしゃまんく(手者万九)という力持ちが住んでいました。彼は、みんなの力仕事を引き受けて家も建て、橋も架け、そのうえ人一倍足も達者で、駿府の町までたくさんの荷物を背負って、その日に帰るほどでした。その代わり食べる量も立派なものでした。ある日、駿府の浅間神社で石鳥居を建てていました。一番上に載る石材が持ち上がらず困っていたところ、てしゃまんくが一人で難なく石材を載せ、駿府でも評判になりました。てしゃまんくが作ったのは長谷通りの石鳥居いわれます。
CULTURAL RESOURCE DATABASE
ふじのくに
文化資源データベース
- 民話
- 静岡市
てんしゃまく(てんしゃまくの墓)
所在地 | 静岡県静岡市葵区田代449-2 |
---|---|
問い合わせ先 | 県文化政策課 054-221-3340 |
著作権について
本サイトの著作権は、(公財)静岡県文化財団(アーツカウンシルしずおか)が有しますが、掲載されている画像、文章等の著作権は、制作者である登録者・登録団体に帰属します。文章や画像等の無断転載及び複製等の行為は著作権侵害にあたりますので十分ご注意ください。
免責事項について
「ふじのくに文化資源データベース」に掲載されている情報において、アーツカウンシルしずおかは利用者がこのデータベースの情報を用いて行う一切の行為について、何ら責任を負うものではありません。
また、当データベースは、予告なしに内容を変更又は削除することがあります。あらかじめご了承ください。