興覚寺の東側には、中世墳墓(大屋敷墳墓)が一基現存している。墳墓は一辺約3.0mの方形で、高さは0.5m程度である。中央部に五輪塔が建つ。
五輪塔は凝灰岩製で高さ約90の完形品である。水輪のみ梵字が刻まれ、他は省略されている。南北朝時代(14世紀後半)頃に造立されたと考えられる。
なお、隣接する興覚寺後古墳周辺の発掘調査で、集石遺構が三基確認され、蔵骨器の破片が出土しているため、周辺は中世の墓域であったと考えられる。 はままつ石塔めぐりより
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ふじのくに
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- 寺
- 浜松市
興覚寺
所在地 | 浜松市浜北区宮口35 |
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