CULTURAL RESOURCE DATABASE

ふじのくに
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早太郎(悉平太郎)の墓

早太郎(悉平太郎)は、700年ほど前に光前寺(長野県駒ヶ根市)で飼われていたと伝わる山犬である。伝説によれば、見附(磐田市)で狼藉を働いていた怪物が「信州の早太郎に知らせるな」と言っていたため、僧が光前寺から早太郎を借りて怪物を退治したとされる。しかし、深手を負った早太郎は、光前寺に戻って息を引き取ったとも、帰途で力尽きたともされ、早太郎の墓と伝えられる場所は三箇所に存在している。市内では県境である青崩峠のやや手前、足神神社付近に墓がある。小さな祠の中に、犬の姿が浮彫された三角形状の石が安置されている。
県境を越えてこうした同一の伝説が残されていることは、古くから遠江と信濃との間で秋葉街道などを使った往来が盛んであったことを示すものといえる。
はままつ石塔めぐりより

所在地 浜松市天竜区水窪町奥領家
問い合わせ先 天竜区観光協会水窪支部 TEL 053-987-2100
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