昭和5年11月26日に発生した北伊豆地震は、最大震度6の烈震と推定されており北伊豆地方に死傷者825人、家屋の全半壊7,501件の大きな被害を与えた。
この地震により、台石が針となって魚雷の表面が削られ全長725mmの傷あとが残った。
この地震動の擦痕(傷あと)は、魚雷と台石が天然の地震計となって地震の激しさを刻み残したものとして大変貴重である。
なお、昭和60年度の保存事業を機に、擦痕(傷あと)を見やすくするため従来後方の台石にあった魚雷を現在の位置に移動した。
案内板より
旧江間小学校跡地の一角に展示される「地震動の擦痕」は、2013年に神奈川県茅ヶ崎市の旧相模川橋脚が指定されるまで唯一の人工物としての国指定天然記念物であった。
(昭和9年1月22日 文部省指定)
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ふじのくに
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地震動の擦痕
所在地 | 伊豆の国市南江間 |
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問い合わせ先 | 伊豆の国市教育委員会文化財課 TEL 055-948-1428 |
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