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ふじのくに
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中河幹子の歌碑(河津 浜橋)

中河幹子(1897~1980)は「をだまき」を主宰した歌人。「天の夕顔」で知られる中河与一夫人。
生前この地をこよなく愛したことから浜橋のたもとに歌碑が建てられた。
次第に高まる夕波の中を漂う一羽の鴨に心をよせて「どこまで旅をしようとしているのだろう」と詠う。

いづくまでゆく鴨ならむ 夕波の高まる沖に一羽なやめる

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