空穂には「案内する長岡人のさみしくも最明寺殿の墓どころ知らぬ」の歌もある。
苔むした時頼の墓を見て、遙かな時が墓を建てたその昔の人びとの思いをも遠くへ追いやってしまったことへの感慨と同時に、空穂の時頼に対する敬慕の気持ちが伝わってくる歌である。
最明寺寺うらにしてさヽやけき 五輪の塔を 苔に見出でぬ
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ふじのくに
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窪田空穂 歌碑(最明寺)
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