鳥羽山城は東西1におよぶ独立丘陵を利用して構築された山城で、徳川氏が二俣城攻略のために本陣を置いた地として有名です。
独立丘陵には3つの頂部があり、西群、中央群、東群の3つの遺構群に分けることができます。
中でも、西群は、安土桃山時代の城郭の姿をうかがい知ることができる貴重な場所です。
西群には、二俣城と同じく堀尾氏により石垣が構築されました。最大幅9mの幅を持ち、石垣で荘厳化された大手道や枯山水式庭園が造られていることから、迎賓機能を備えた特別な空間として整備されたと考えられ、軍事的な要塞としての特徴を強く持つ二俣城と2つで1つの城を構成する「別城一郭」と呼ばれる形態を採用した城と捉えられます。
CULTURAL RESOURCE DATABASE
ふじのくに
文化資源データベース
- 城・城址
- 浜松市
鳥羽山城跡
所在地 | 静岡県浜松市天竜区二俣町二俣 |
---|---|
問い合わせ先 | 天竜区役所まちづくり推進課 053-922-0033 |
著作権について
本サイトの著作権は、(公財)静岡県文化財団(アーツカウンシルしずおか)が有しますが、掲載されている画像、文章等の著作権は、制作者である登録者・登録団体に帰属します。文章や画像等の無断転載及び複製等の行為は著作権侵害にあたりますので十分ご注意ください。
免責事項について
「ふじのくに文化資源データベース」に掲載されている情報において、アーツカウンシルしずおかは利用者がこのデータベースの情報を用いて行う一切の行為について、何ら責任を負うものではありません。
また、当データベースは、予告なしに内容を変更又は削除することがあります。あらかじめご了承ください。