ふじのくに
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温泉に感謝し、湧出する泉脈が絶えないように、そして熱海温泉がますます繁栄することを祈願する湯前神社秋の例大祭が行われます。
江戸城へお湯を運んだという故事を再現した『湯汲み道中パレード』、連合神輿渡御、古式ゆかしい『献湯祭』（けんとうさい）等が行われます。
同祭のメインイベントである『湯汲み道中パレード』は初日に行われ、パレードを先導するのは、熱海はやしの笛伶会屋台車。その後ろを熱海芸妓連、ミス熱海や有志が扮した巫女さん、神輿を守護する『裃姿（かみしもすがた）』の道中奉行が続きます。JR熱海駅を出発し、平和通り商店街を抜け、咲見町、銀座通りを通り、湯前神社へ上るというコースです。
夜の部は熱海の神輿の揃いぶみ『神輿連合渡御』が行われます。先導するのは熱海ばやしの『熱海笛伶（あたみてきれい）会屋台車』。これに湯前神社と各睦の高張提灯が賑やかに続きます。宮神輿・『伊豆山勢輿會（いずさんせいこうかい）』『嵐和會（らんわかい）』『総一會（そういちかい）』『若獅子會（わかじしかい）』の各神輿が勢ぞろい、約500人の若者が掛け声に合わせて勇ましく練り歩き、その迫力は見応えがあります！