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ふじのくに
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日野俊基の歌碑

この詩碑は、旧東海道菊川坂を下ってたどり着く菊川の里にあります。
日野俊基(ひの としもと)は、鎌倉時代末期の公家(くげ)で、後醍醐天皇の側近。その俊基は正中元年(1324年)、後醍醐天皇を中心とした鎌倉幕府討幕運動『正中の変』に参画した罪で捕えられました。
歌碑は、鎌倉への護送中、約100年前に同じく討幕の罪で捕えられた『藤原宗行(ふじわら の むねゆき)』のことを思い返して詠んだといわれる一首です。
またすぐ隣りには、その宗行が護送中に死期をさとって書き残したといわれる詩碑があります。

所在地 静岡県島田市菊川643-2(菊川の里会館前)
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