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ふじのくに
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松尾芭蕉の句碑(小夜の中山)

東海道の三大難所と呼ばれた『小夜(さよ)の中山』。中山峠は多くの旅人たちを苦しめましたが、早くから東海道の歌の名所としても知られており、数々の和歌や俳句が詠まれています。
芭蕉の句碑は日坂宿に向かう下り坂の途中にあり、「馬に寝て残夢月遠し茶のけぶり」と刻まれています。この句は、1854年から翌年にかけて旅した後に書かれた紀行文『野ざらし紀行』に収められています。現地説明版によると、茶のけぶりが立つ集落は日坂の里を指すようです。
このほか周囲には、西行(さいぎょう)法師をはじめとする様々な人たちに関係した碑が点在しています。合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。

所在地 静岡県掛川市佐夜鹿
問い合わせ先 掛川市役所観光・シティプロモーション課 TEL 0537-21-1121
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