脇本陣とは、大名・幕府役人などが宿泊・休憩する本陣の利用が重なって宿泊などができない場合に、代わりをつとめる予備宿舎のことです。
日坂宿の脇本陣は、時代とともに移り変わりながら何軒かがつとめ、この場所には幕末期に日坂宿最後の脇本陣をつとめた『黒田屋(大澤富三郎家)』がありました。
現存してはいませんが、文久2年(1862年)の古文書によると『間口8間、奥行15間、畳101畳、板鋪(いたじき)15畳、惣坪数〆120坪』の堂々とした建物だったようです。のちに、明治天皇の小休所としても使われました。
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脇本陣『黒田屋』跡
所在地 | 静岡県掛川市日坂 |
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問い合わせ先 | 掛川市役所観光・シティプロモーション課 TEL 0537-21-1121 |
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