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ふじのくに
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音止の滝(おとどめのたき)

 音止の滝は、富士山南西麓に位置し、富士川支流の芝川にかかる落差約25mの滝です。隣接して西側には白糸ノ滝があり、合わせて国の名勝・天然記念物、世界遺産、日本の滝100選となっています。
名称は、鎌倉時代初期、源頼朝が挙行した富士の巻狩りの際に、曽我兄弟が父の仇である工藤祐経を討とうとし、その密議中に滝音がうるさかったため神に念じたところ突然滝音が止んだ、という伝説に由来します。
付近には、曽我兄弟が密談をした『隠れ岩』や兄弟に討たれた『工藤祐経の墓』、源頼朝が巻狩りの際に髪の乱れを直したという『御鬢水』といった伝承地が
数多く存在しています。

所在地 静岡県富士宮市上井出
問い合わせ先 富士宮市教育委員会文化課 TEL 0544-22-1187
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