『川口公園(かわぐちこうえん)』の『松川(まつかわ)』沿いに『江戸城築城石』のために切り出された『刻印石(こくいんせき)』が展示されています。
江戸城大修築工事は1605年から半世紀に及ぶ大工事で、石垣に用いる石は伊豆、とくに伊東の山から切り出されて海路で江戸まで運ばれました。石に彫られた文字やマークで所有していた大名がわかるそうです。
石のあちこちにある穴やV字の切り込みは、『箭穴(やあな)』といわれ、この穴に硬い樫(かし)や欅(けやき)で作ったクサビを打ち込んで、石を自在に割った跡だそうです。
機械がなかった当時の大変な苦労が偲ばれます。
CULTURAL RESOURCE DATABASE
ふじのくに
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- 伊東市
江戸城築城石(川口公園内)
所在地 | 静岡県伊東市渚町4 |
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問い合わせ先 | 伊東観光協会 TEL 0557-37-6105 |
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