潮見坂(しおみさか)は、旧東海道の新居宿から白須賀(しらすか)宿へと向かう途中にある急坂です。街道指折りの景勝地として数々の紀行文などにその風景が記されています。
西国から江戸へ旅する道のりでは、この地が初めて大海原の太平洋や富士山が見えた場所だったといわれ、その風景は旅人の詩情をかきたてていたようです。浮世絵で知られる安藤広重(あんどう ひろしげ)も、その絶景には関心を抱いたようで、遠州灘を背景に、その一帯の風景を忠実に描き残しています。
現在の潮見坂は、道の両側に木々が生い茂っていますが、その間からは美しい青色をたたえた遠州灘を望むことができます。
なお、国道1号にも潮見坂の表示がありますが、広重の描いた潮見坂は旧道の細い方の道となりますのでご注意ください。
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ふじのくに
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潮見坂
所在地 | 静岡県湖西市白須賀 |
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問い合わせ先 | 湖西市役所スポーツ・文化課 TEL 053-576-1140 |
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