CULTURAL RESOURCE DATABASE

ふじのくに
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アメリカンジャスミン(了仙寺)

了仙寺は寛文12年(1635年)の創建で、開山は行学院日朝、開基は下田奉行今村正長。日米和親条約の付属条約、下田条約が締結された場としても知られています。境内から参道(ペリーロード)にかけて無数のアメリカンジャスミンが植樹されており、別名「ジャスミン寺」とよばれています。
モクセイ科のものとは異なりナス科ですが、別名でニオイバンマツリ(匂蕃茉莉、Brunfelsia australis)とよばれ、ジャスミンのような香りが名前の由来と思われます。アメリカンジャスミンの魅了はなんといってもその香りの素晴らしさで、開花期になると境内はその香りで包まれます。最初に紫色の花を咲かせ、それがだんだん白色に変化するので2色の花が咲いているように見えます。
バンマツリの性質は、耐寒性が強く暖地では庭植えとして栽培できます。寒地では、鉢植えで栽培し冬は室内で冬越しをさせます。日当たりの良い場所を好み冬は10℃以上の環境で管理すると良いそうです。

所在地 静岡県下田市七軒町3-12-12
問い合わせ先 了仙寺 TEL0558-22-0657
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