CULTURAL RESOURCE DATABASE

ふじのくに
文化資源データベース

韮山城跡

 静岡県立韮山高校の東側の龍城山(りゅうじょうざん)にあります。
駿河の興国寺城(こうこくじじょう)城主の北条早雲(ほうじょうそううん)が伊豆の領主になり、本格的に築城した城といわれています。
宗瑞は、晩年を韮山城で過ごし、永正16年(1519)にこの地で死去しました。2代目の氏綱が本拠地を小田原に移してからは、韮山城は伊豆地域を治める支城として、今川氏、武田氏などの侵攻を食い止める防衛拠点となりました。
天正18年(1590)、豊臣秀吉による小田原侵攻の際には、4万人以上の軍勢に囲まれながらも約100日間耐え抜き、小田原城開城の直前に開城しました。
室町時代後期の平山城で、土塁や堀、切通しの跡が確認できます。本丸跡からは、伊豆北部の平野や富士山を一望できます。
※私有地のため、見学路以外への立ち入りは御遠慮ください。

所在地 静岡県伊豆の国市韮山438-3
問い合わせ先 伊豆の国市観光協会 TEL055-948-0304
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