小田原城主の大森氏頼(おおもりうじより)の息女(章子)の墓で、長禄2年(1458年)に建てられたと伝えられています。
『宝持院(ほうじいん)』は、もとは真言宗で『磐若梵筐寺(ばんじゃくきょうじ)』と称し、二岡神社(におかじんじゃ)の神宮寺として建立されました。
長禄2年(1458年)小田原城主の大森氏頼が、若くして逝去された息女の菩提を弔うために現在の地に移し、名を『宝持院』とし、曹洞宗に改宗したといわれています。
墓は山門裏の左手石段横にあり、そのすぐ近くに『芭蕉の句碑』もあります。
このお寺には土塁が残り、とくに本堂の裏側から南側にかけてある土塁が約190メートルも続き、その東側にあたるお寺の入口付近は櫓台(やぐらだい)状の高まりがあって、郭跡(かくあと)に社があります。なかなか見応えがあって楽しめます。
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ふじのくに
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宝持院開祖の墓
所在地 | 静岡県御殿場市東田中466 |
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問い合わせ先 | 宝持院 TEL055-082-0456 |
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