CULTURAL RESOURCE DATABASE

ふじのくに
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長楽寺山門

長楽寺(ちょうらくじ)は、弘法(こうぼう)大師空海により約 1200 年前の大同年間(806 から 809 年)に開かれました。山中より陽光を反射する一枚岩を霊地として堂宇が建立されました。境 内には、県の指定名勝『満天星(どうだん)の庭』があることで知られています。
歴史を感じる風情ある石の階段の先に江戸時代に建てられた総ケヤキ造りの薬医門があります。阿吽の牡丹の彫刻や梁に施された波や迫力ある雲の彫刻は意匠的にも大変珍しく当時の職人の技術の 高さと、当寺が繁栄していたことがうかがわれます。屋根瓦の上に乗る巴蓋(ともえぶた)と呼ば れる松に鷹の瓦も見所です。
隠元(いんげん)禅師の高弟、独湛(どくだん)禅師筆の『長楽寺』と『光岩山」の扁額(へんがく)が掲げら れており、古刹のたたずまいを見せています。

所在地 静岡県浜松市北区気賀7953-1
問い合わせ先 長楽寺 053-522-0478
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