熱海市街の東、伊豆山に『伊豆山神社(いずさんじんじゃ)』はあります。
明治時代に現在の社名になった『伊豆山神社』は、伊豆の地名の発祥地といわれる由緒ある神社。
現在の祭神は伊豆山神『火牟須比命(ほのむすひのみこと)』『伊邪那伎命(いざなぎのみこと)』『伊邪那美命(いざなみのみこと)』。
全国各地に点在する『伊豆山神社』や『伊豆神社(いずじんじゃ)』『走湯神社(そうとうじんじゃ、はしりゆじんじゃ)』などの起源となった総本社格といわれています。伊豆の蛭ヶ小島(ひるがこじま)に配流の身となっていた源頼朝(みなもとのよりとも)が源家再興を祈願、また正妻となる北条政子(ほうじょうまさこ)と出会った場所と伝えられ、縁結びの神社としても有名です。
後に鎌倉幕府を開いた際には、幕府再興の崇敬社となりました。
そして、弘法大師(こうぼうだいし)や多くの修験者が入峰して修行を積んだ霊場、霊山といわれています。
江戸時代には『伊豆大権現(いずだいごんげん)』と呼ばれ、徳川家康も参拝に訪れています。
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伊豆山神社
所在地 | 熱海市伊豆山上野地708-1 |
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問い合わせ先 | 伊豆山神社 TEL055-780-3164 |
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