正月16日の夜に行われる『ヤッサ餅』といわれる箱根山西麓の佐野の山の神の祭り。
人々は宿に集合し、山の神に供える餅をつきます。
「ヤッサ、ヤッサ」と掛け声を掛けながら10人ほどのつき手がヒメシャラの木で作った縦杵(たてきね)でお供えの餅を一斉につくため、臼は今にもころげそうになり、中の餅は泥で真っ黒。このヤッサのかけ声から『ヤッサ餅』といわれ、祭りの代名詞となっているそうです。
深夜、村人はついた餅を山の神に供えに行く道中「ヤッサノサア」と大声を掛け合いながら村内を歩き、山仕事の安全を祈ります。
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ヤッサ餅
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