CULTURAL RESOURCE DATABASE

ふじのくに
文化資源データベース

佐鳴湖

約2000年前の縄文時代後期あたりから、浜名湖と共に海から徐々に切り離されて出来上がった自然湖。
自然をそのまま残した公園としてきれいに整備されており、冬は渡り鳥の観察地としても知られています。西岸遊歩道の並木は、まるでヨーロッパを思わせるような立派なものです。
湖面周囲は約6キロ。川(新川)によって浜名湖とつながっているために、1498年(明応7年)に起きた大地震や、度重なる暴風雨によって、浜名湖と遠州灘を隔てていた個所が決壊して、浜名湖が汽水化しました。それにともない、満潮時にわずかだが海水が流入してくるようになり、淡水で生息する魚の他に汽水性の魚も見られる珍しい湖となりました。
一時、『全国で汚濁度一位の湖』という不名誉な称号をもらった佐鳴湖。しかし、県や市、市民などの取り組みにより汚名は返上。今も昔も、皆が自然を満喫する憩いの場として、変わらず愛されている湖です。

所在地 静岡県浜松市西区入野町19954-104
問い合わせ先 浜松市役所公園課公園管理事務所 053-473-1829/佐鳴湖公園北岸管理棟 053-476-0210
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