黒田家は武門の出で、永禄の頃(1560年代)から現地に居住したといわれ、江戸時代には旗本・本多日向守(はたもと ほんだひゅうがのかみ)の代官職をつとめました。屋敷は濠(ほり)をめぐらした壮大な規模の住宅で、長屋門、母屋、米蔵、東蔵そして濠を含めた屋敷全体が国の重要文化財に指定されています。
長屋門は、18世紀中頃の江戸時代の建築と見られています。置千木(おきちぎ)を11本置く茅葺(かやぶき)の屋根は桁行68尺(20.6メートル)に及ぶ大規模なもので、昭和51年の解体修理により元の姿に修復されました。
なお、門より内部は現在も住居として使用されているため、普段は立ち入ることができませんが、例年2月ごろに行われる『梅まつり』の際には、長屋門と庭園のみ一般開放され見学をすることができます。
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ふじのくに
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- 旧家・旧施設
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黒田家代官屋敷
所在地 | 静岡県菊川市下平川862-1 |
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問い合わせ先 | 菊川市役所 教育文化部 社会教育課 0537-73-1114 |
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