天宮(あめのみや)神社は、約1500年前、この地を開発した氏族によって築紫(つくし)の国の宗像(むなかた)神社の御祭神をうつし祀ったのが始まりと伝えられる神社です。
毎年4月初旬に行われる例大祭では、本祭、御神輿の渡御・還御に続いて舞楽が奉納されるなど、数多くの神事が行われます。
奉納される『天宮神社十二段舞楽』は、慶雲2年(705年)に都から藤原綾足が神官として赴任し、十二段の舞楽が奉納されたのが始まりと伝られており、現在は町内の若衆、天社轂(てんしゃこく)などにより継承されています。演目は、延舞(えんぶ)、色香(しきこう)、庭胡蝶(ていこちょう)、鳥名(ちょうな)、太平楽(たいへいらく)、新靺鞨(しんまか)、安摩(あま)、二の舞(にのまい)、陵王(りょうおう)、抜頭(ばとう)、納曾利(なそり)、獅子の十二段からなり、小國(おくに)神社、山名神社の舞楽とあわせて『遠江森町の舞楽』として国の重要無形民俗文化財に指定されています。
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天宮神社例大祭
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問い合わせ先 | 天宮神社 0538-85-5544 |
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