宝林寺(ほうりんじ)は、江戸時代初期の寛文4年(1664年)、明(みん)国の僧『独湛(どくだん)禅師』によって開創されたとつたわる黄檗宗(おうばくしゅう)の寺院です。境内には、佛殿(ぶつでん)、方丈(ほうじょう)など、独特な中国明朝風の建築様式を伝える貴重な建造物が現存しており、日本寺院とは異なった趣が感じられます。
方丈は歴代住職の起居堂として、また修行僧との問答の場として、正徳6年(1716年)に建立されたといわれる建物で、国指定の重要文化財となっています。
正面には独湛禅師の書とされる扁額(へんがく)が掲げられ、中央仏間には同禅師の等身大の木像がまつられています。
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ふじのくに
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方丈(宝林寺)
所在地 | 静岡県浜松市北区細江町中川65-2 |
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URL | http://www.oubaku.org/shosan/ |
問い合わせ先 | 宝林寺 053-542-1473 |
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