薩摩土手(さつまどて)は、徳川家康が慶長10年(1605年)に征夷大将軍辞職し、駿府城に移る際に、整備・拡張工事に伴い安倍川の治水工事の一環として築堤したものとされています。築堤(ちくてい)は全国の諸大名を動員し行われる天下普請(てんかぶしん)の一つで、特に薩摩藩の島津忠恒が運び込んだ大量に石や材木で築かれたことから「薩摩土手」と呼ばれるようになったとされます。井宮(いのみや)神社前から弥勒までの約4キロメートルにあった土手は、更に西側に土手が造られたため壊され、跡地が「さつま通り」となっています。
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ふじのくに
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薩摩土手
所在地 | 静岡県静岡市葵区井宮 |
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