CULTURAL RESOURCE DATABASE

ふじのくに
文化資源データベース

智満寺(島田市)

宝亀2年(771年)の開創と伝えられ、本堂が国の重要文化財に指定されています。
由緒としては、諸国巡礼中の廣智菩薩が、この山に不思議な雲がたなびく様子に誘われ登山してみると、霊気が漂う中千手観音を感じ取ったといい、千手観音は「ここは千手観音浄土の地。我は多くの民を救うので、我が像を安置せよ」と告げられ、廣智菩薩は、光仁天皇から行基作と伝わる等身大の千手観音を賜り祀ったのが始まりと伝えられています。
また千葉山と呼ばれるようになったのは、治承年間(1177~1180)に源頼朝が、千葉常胤(ちばつねたね)を普請奉行として、諸堂を再建し、その際の功績を称えこの山に『千葉山』と名がついたとされています。

所在地 静岡県島田市千葉254
問い合わせ先 0547-35-6819(智満寺)
ページの先頭へ