静岡本山茶(しずおかほんやまちゃ)は、静岡市を縦断する安倍川とその支流である藁科川の流域で作られるお茶をいいます。その歴史は古く、今から約800年前、京都東福寺を開山したといわれる聖一国師(しょういちこくし)が中国の宋より持ち帰った茶の種を、生まれ故郷に近い静岡市葵区足久保に播(ま)いたのが始まりと伝えられています。
静岡本山茶は、色も光沢ある緑色であり、香りも良く味も渋みにまろやかさがあり、高雅な風味をもった銘茶として名声を得ています。
晩年、駿府に隠居した徳川家康公の御用命により『御用茶』として献上され、井川大日峠(いかわだいにちとうげ)山頂のお茶壺屋敷に収められ、参勤交代の諸大名の接待にも供されたと伝えられています。
CULTURAL RESOURCE DATABASE
ふじのくに
文化資源データベース
- お茶
- 静岡市
静岡本山茶
所在地 | JA静岡市茶業センター 静岡県静岡市北番町86番地 |
---|---|
問い合わせ先 | 静岡市農業協同組合 営農部 茶指導課 054-288-8468 |
著作権について
本サイトの著作権は、(公財)静岡県文化財団(アーツカウンシルしずおか)が有しますが、掲載されている画像、文章等の著作権は、制作者である登録者・登録団体に帰属します。文章や画像等の無断転載及び複製等の行為は著作権侵害にあたりますので十分ご注意ください。
免責事項について
「ふじのくに文化資源データベース」に掲載されている情報において、アーツカウンシルしずおかは利用者がこのデータベースの情報を用いて行う一切の行為について、何ら責任を負うものではありません。
また、当データベースは、予告なしに内容を変更又は削除することがあります。あらかじめご了承ください。